コンピュータRPGの中でも、3DダンジョンRPGはどっちかというとマニアックな路線のが多いのは何故ですか?
メガテン、ウィザードリィ、世界樹、エルミナージュ、ととモノ等、
色々な作品をやってて改めて思ったんですが、
3DダンジョンRPGって、全体的に雰囲気が暗かったり、難易度が高かったり等、
全体的にマニアックな傾向があるような。
ソフトの売り上げも、フィールドタイプの物は何十万本、何百万本とか売れる事が結構あるのに対して、
(まあ、あのFF、ドラクエがありますし)
3Dダンジョン物は、何十万売れればいいほうなのかな?最初期のウィザードリィとかメガテンとかは
もっと売れてたとは思いますが…SFCの真・女神転生シリーズとか100万本近く売れてたみたいですし、
それ程ゲーマーじゃない人でもウィザードリィやメガテンはやったことがあるって人は意外といますし
そもそも、フィールドタイプのRPGの代表的存在であるドラクエが、
既存のRPGをベースに、日本人向けのRPGを作ろうというコンセプトの元作られたという話がありますし、
FFも、開発の際にそのドラクエを参考にしたという話があったような気がするので(うろ覚えですいません)
フィールドタイプの方が日本でメジャーになるのは当たり前なのかもしれませんが…
視覚的な刺激じゃないですか?DQみたいにキャラが画面を動くとの自分がこのキャラなんだ、って感情移入しやすいし。
普通、人生の中でゲーム全盛期ってのは小学生から中学ぐらいでしょう?その時って活字のみの小説より挿絵のあるライトノベル、さらにいえば漫画の方が読む人が多いと思います。
視覚的な物以外にも通じる事ですが遠回しな表現より、単純でわかりやすい表現で小中学生をターゲットにしているから売れるんでしょうね。
今はわかりやすいだけの勧善懲悪じゃ売れませんけど根幹はそういう部分だと思います。
確かに3DダンジョンRPGってマニアに絞っているところがありますよね。
色々考えられますが、まず女性は手を出さない。
古くは『デスブリンガー』最近では『ウィザードリィXTH』など、キャラのグラフィックが前面に出せないというのもアイデア次第でなんとか解消できるとは思うのですが、ユーザー獲得には繋がらない。
やっぱりオートマッピングがあるとはいえ、面倒くさいシステムであるのは確かなんです。
ストーリーを追うRPGが全盛の現在では「道に迷う」「さまよい歩く」というシステムが不評なんでしょう。
女神転生に対してペルソナシリーズが立ち上がったのもそんな経緯かと。
3Dダンジョンといえば「そこにいる」という臨場感でしたが、3D表現全盛のフィールドRPGがある今、あまり意味を成さないのもあるかと思います。
自由度の高いRPGが伸びず、シナリオタイプ全盛の日本では仕方の無いことなんでしょうね。
3Dダンジョン系は一定のポリシーを守っている分、完成度が高く遊びこめる作品が多いので、安心して購入できると思うんですけどね。
作った世代が問題じゃないかな?
とくに、ウィザードリィなんて小さい子供ができるTVゲームの機種なんてなかった時代だし・・・。
でもって、TRPGの要素を入れたうえで機械の中でゲームを作り、一人プレイを可能にした。
もともとTRPGが子供向けにはとても思えないけど(せいぜい15歳↑?)、それを基準としていればウィザードリィあたりの古い作品は大人向け用のゲームだったといえないことも無い。
ドラクエやFFは、それを基に日本人向けかつ子供もプレイできるように作ったゲームで・・・、フィールドタイプが人気っていうかそれ以前にもウルティマがあったわけだしそういうわけじゃないんじゃない?
多分、キャラクターが見えるならいいんだと思うよ、最近の作品とかとくに・・・。
私はキャラクターなんて見えなくていいからウィザードリィ風の世界が欲しい!・・・でも、ウィザードリィって名のある作品しかやらないけどさ・・・趣味の問題で。
マニアックって話ですが、私の世代ではウィザードリィ・メガテンなんて名前すら知らない人ばっかいたよ(笑)
多分古い世代(現代の30代くらいの人)にとってはかなりメジャーだったのかもしれないけど、確かに現代っ子にとってはマニアックみたいな感じに見えるかもね。
余談ですが、難易度は特定のシリーズを除けば割と簡単なんですよね・・・ダンジョン埋めるコツとか、戦闘のコツを掴むまでが難しいだけで。レベルが13~15まで上がりにくいのも子どもにとっては退屈なのかもしれない。
いろいろ個人的な意見でしたが、私的にはこんな感じです。